税理士試験概要

試験科目

税理士試験は、会計学に属する科目「簿記論」、「財務諸表論」の2科目と税法に属する科目「所得税法」、「法人税法」、「相続税法」、「消費税法」、「酒税法」、「国税徴収法」、「住民税」、「事業税」、「固定資産税」のうち3科目を選択します。合計5科目合格した場合は官報に受験番号が掲載され合格証書が発送されます。科目合格者は結果通知が発送されます。

 税理士試験は科目合格制をとっており、受験者は一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつ受験してもよいことになっています。

合格基準点

税理士試験の合格基準点は、各科目とも満点の60%です。合格科目が会計学に属する科目2科目及び税法に属する科目3科目の合計5科目に達したとき合格者となります。

各科目の平均合格率は上位約10%とされていますので、上位10%に入るような相対的な得点力が必要となる競争試験と言えます。

試験日程

申込用紙交付

受験申込用紙の交付期間は例年4月の下旬~5月の下旬です。交付場所は各国税局と沖縄国税事務所です。直接交付場所へ行けない方は、郵便で受験申込用紙の交付を請求することも可能です。

受験申込

受験申込の受付は例年5月の中旬~5月の下旬の10日間です。受付場所は税理士試験を受けようとする受験地を管轄する各国税局または沖縄国税事務所になります。郵便で受験申込をすることも可能です。

受験料

1科目 3,500円(1科目追加ごとに1,000円追加)

受験地

札幌、仙台、新潟、宇都宮、東京、横浜、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、熊本、沖縄

日程

例年7月下旬~8月上旬 平日の3日間。1科目の試験時間は2時間。